文献

J-GLOBAL ID：200902248635221643   整理番号：09A0806563

ホスホイノシチド3-キナーゼ経路を標的としたがん治療

Targeting the phosphoinositide 3-kinase pathway in cancer

著者 (4件)： LIU Pixu (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  CHENG Hailing (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  ROBERTS Thomas M. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  ZHAO Jean J. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 8  号： 8  ページ： 627-644  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)経路は,がん遺伝子とさまざまな受容体群を,多くの重要な細胞機能と関連づけるシグナル伝達機構であり,ヒトのがんで最も一般的に活性化されているシグナル伝達経路と考えられる。それゆえ,がんの治療法としてこの経路に取り組むことは,チャンスでもあり,チャレンジでもある。しかし,PI3Kアイソフォームや,AKTや哺乳類のラパマイシン標的タンパク質(mTOR)も含め,この経路内におけるその他の重要要素を標的とした阻害剤の臨床試験が行われたとしても,多くの課題が残る。この総説では,PI3K経路についての最新の見解に着目し,PI3K経路を標的とするがん治療薬の開発に向け,その有用性と課題について議論する。Copyright Nature Publishing Group 2009

シソーラス用語： *ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  *経路 ,  *治療法 ,  癌遺伝子 ,  *細胞情報伝達 ,  形態 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  *情報伝達受容体 ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクタム ,  ラクトン ,  ヘミアセタール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： mTOR ,  アイソフォーム ,  *シグナル伝達経路 ,  *癌治療

分類 (3件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： ラパマイシン

タイトルに関連する用語 (4件)： ホスホイノシチド3-キナーゼ ,  経路 ,  標的 ,  がん治療