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J-GLOBAL ID：200902248734669940   整理番号：09A0706771

未分化リンパ腫キナーゼ: 発生と病気のシグナリング

Anaplastic lymphoma kinase: signalling in development and disease

著者 (4件)： PALMER Ruth H. (Umea Univ., Umea, SWE) ,  VERNERSSON Emma (Umea Univ., Umea, SWE) ,  GRABBE Caroline (Umea Univ., Umea, SWE) ,  HALLBERG Bengt (Umea Univ., Umea, SWE)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 420  号： 3  ページ： 345-361  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発生と病気,情報伝達におけるALK(未分化リンパ腫キナーゼ)の役割や関与について論じた。RTK(受容体型チロシンキナーゼ)は,細胞の増殖や分化に重要な役割を果たし,対応遺伝子の点突然変異,増幅や再配列によりキナーゼの活性が強められたとき腫瘍形成能を発現する。ALKRTKはRTKインスリン受容体サブファミリーの一員としてはじめ同定され,ALCL(未分化大細胞リンパ腫)とともにおこるt(2;5)染色体転座において切断されヌクレオホスミン(NPM)と融合したときに形質転換能を得る。現在まで,多くのALK活性を促進する染色体転座は,様々な癌の型と関与すると論じられてきた。NSCLC(非小細胞肺がん)におけるEML4(棘皮動物微小管-結合蛋白質様4)-ALKは神経芽腫では点突然変異の活性化因子として同定されるとともに,抗癌剤開発のターゲットとして脚光を浴びている。

シソーラス用語： *受容体型チロシンキナーゼ ,  転座 ,  *癌タンパク質 ,  *細胞形質転換 ,  細胞情報伝達 ,  細胞分化 ,  シャペロンタンパク質 ,  リンタンパク質
準シソーラス用語： 染色体転座 ,  *未分化リンパ腫キナーゼ ,  ヌクレオホスミン

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 未分化リンパ腫キナーゼ ,  病気 ,  シグナリング