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J-GLOBAL ID：200902248907679598   整理番号：08A0370138

グラファイトをボールミル処理した粉末を炭素質担体としたPEMFCの酸素還元用Feベース電極触媒

Fe-Based Electrocatalysts for Oxygen Reduction in PEMFCs Using Ballmilled Graphite Powder as a Carbon Support

著者 (3件)： PROIETTI Eric (Inst. National de la Rech. Scientifique, Quebec, CAN) ,  RUGGERI Stephane (Inst. National de la Rech. Scientifique, Quebec, CAN) ,  DODELET Jean-Pol (Inst. National de la Rech. Scientifique, Quebec, CAN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 155  号： 4  ページ： B340-B348  発行年： 2008年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PEMFC(プロトン交換膜燃料電池)での酸素の還元に用いる鉄-炭素触媒を検討した。この系にはアンモニア処理等による窒素の侵入が還元活性向上と過酸化物生成抑制に効く。この理由を解明するため,担体炭素をグラファイトのボールミル処理で調製し,後処理の効果を比較した。新しいグラファイトは窒素中での高エネルギーボールミル処理で,結晶粒径が細分化し,窒素含有量・比表面積・不規則度とともに金属不純物が増える。処理は1時間で最高活性となる。酸洗浄で不純物は少なくなるが除き切れない。鉄分の増加と酸洗浄後の熱処理は比表面積が増え,活性を上げるが,粒径は変らず,不規則度は下る。粒径が小さいほど,不規則度と窒素含有量が大きいほど,ミクロ細孔比表面積が大きいほど活性が高い。最大電池容量は活性が高い程大きい。カーボンブラックとグラファイトのボールミル処理品とは最高活性に関して同じ最適粒径(20~30Å)を示す。

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  *電極触媒 ,  酸素 ,  還元 ,  *グラファイト ,  カーボンブラック ,  *鉄 ,  窒素 ,  窒化物 ,  炭化物 ,  鉄化合物 ,  含有量 ,  触媒活性 ,  過酸化物 ,  抑制 ,  触媒担体 ,  *摩砕 ,  後処理 ,  時間依存性 ,  粒度依存性 ,  比表面積 ,  規則度 ,  格子欠陥 ,  不純物 ,  酸洗浄 ,  熱処理 ,  多孔性 ,  電池容量
準シソーラス用語： *プロトン交換膜燃料電池 ,  *ボールミル処理 ,  ミクロ多孔性 ,  粒径依存性

分類 (3件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (9件)： グラファイト ,  ボールミル処理 ,  粉末 ,  炭素質 ,  担体 ,  PEMFC ,  酸素還元 ,  Fe ,  電極触媒