文献

J-GLOBAL ID：200902248909227554   整理番号：08A0533424

蛍光ナノダイヤモンドの大量生産と動的イメージング

Mass production and dynamic imaging of fluorescent nanodiamonds

著者 (15件)： CHANG Yi-Ren (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  LEE Hsu-Yang (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHEN Kowa (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHANG Chun-Chieh (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  TSAI Dung-Sheng (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  FU Chi-Cheng (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  LIM Tsong-Shin (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  TZENG Yan-Kai (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  FANG Chia-Yi (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  FANG Chia-Yi (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  HAN Chau-Chung (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHANG Huan-Cheng (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHANG Huan-Cheng (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  FANN Wunshain (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  FANN Wunshain (National Taiwan Univ., Taipei, TWN)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 3  号： 5  ページ： 284-288  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体内のナノプローブとして蛍光ナノダイヤモンド(FNCs)は他の材料に対し2つの利点を持つ。1つはその発光が非常に安定であること,もう1つは生体に対し毒性を持たないことである。レーザーで励起したときナノダイヤモンド内の欠陥中心は光子を放出し,組織中に浸透し,生物学的イメージングへの応用の可能性がある。従来高エネルギーの電子を照射することによりFNCsは製造されていたが,これはコストがかかりすぎる。著者らは合成ナノ結晶ダイヤモンドにヘリウムイオンを照射することにより大量にFNCsを得ることができた。得られたFNCsは蛍光が十分明るく安定で,一ないし二-光子励起蛍光顕微鏡によって細胞中の1個の粒子を三次元的に追跡することが可能であった。この優れた光化学的性質は最小限度25nmの大きさまで保持された。このことはFNCsが生体中で長期間の追跡と画像化のための理想的プローブになりうることを示す。

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  *ナノ結晶 ,  ナノ構造 ,  レーザ励起 ,  *蛍光スペクトル ,  イオン照射 ,  発光中心 ,  ヘリウム ,  カチオン ,  *大量生産 ,  蛍光顕微鏡 ,  光学顕微鏡法 ,  造影剤 ,  画像技術 ,  三次元 ,  生体適合性 ,  *画像診断 ,  HeLa細胞 ,  二光子過程 ,  マイクロプローブ ,  時間分解能 ,  空間分解能 ,  懸濁液 ,  *コロイド
準シソーラス用語： ナノプローブ

分類 (4件)： 基礎診断学  (GC03002P) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛍光 ,  ナノダイヤモンド ,  大量生産 ,  動的イメージング