抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄道車両用主電動機は,パワーエレクトロニクスなどの技術革新を応用し,時代の要望に応えて,小型,軽量,及び高出力化が図られてきた。現在では誘導電動機(IM)が,かつての直流電動機に替わり,路面電車,通勤電車から新幹線,機関車に至るまですべての鉄道車両に採用され,成熟したシステムとなっている。一方,国内でIMが採用されて約20年が経過した近年,更なる高速化を実現するためのよりいっそうの小型・軽量化や省エネ化,低騒音化,省保守化など,特に環境に配慮したニーズを実現するための“主電動機の進化”が待望されている。東芝では,これらの要求に応えるため,時代に先駆けて地球環境に配慮した主電動機として全閉モータシリーズ,軽量永久磁石同期電動機(PMSM)などの開発を行い,すでに一部の量産適用を開始している。(著者抄録)