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J-GLOBAL ID:200902249215227456   整理番号:08A0307694

電子カルテの定義,構造,内容,使用とインパクト: 研究文献の調査

Definition, structure, content, use and impacts of electronic health records: A review of the research literature
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 291-304  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: D0729A  ISSN: 1386-5056  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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電子カルテ(EHR)システムの研究文献を調査した。目的は,1)電子カルテがどのように定義されているか,2)これらの記録の構造がどのように記述されているか,3)どのような内容でEHRが使用されているか,4)誰がEHRにアクセスするか,5)EHRのどのデータ要素が使用され研究されているか,6)この分野の研究目的は何か,7)調査した研究において,どのようなデータ収集法が使用されているか,8)これらの研究の結果は何か,を見出すことである。EHRの文献調査を4つの電子データベース,Pubmed/Medline,Cinalh,EvalおよびCochrane上で行った。小数の論文だけが,EHRの構造や使用された学術用語の記述を提供していた。データはいろいろな医療従事者のグループによりEHRに記録されていた。秘書スタッフも口述や看護師や医師の手書きノートからデータを記録していた。いくつかの情報は患者自身が記録していた。この情報は医師により承認されている。EHRに記録されているデータ要素は,日常チャート,医薬投与,体力測定,入院時看護記録,看護計画,専門医照会,現在の不満(例えば症状),過去の医療履歴,ライフスタイル,身体検査などである。将来はいろいろな種類の標準化装置,電子面接や看護文書作成システムをEHRシステムに組み込む必要があるだろう。調査した研究で最もしばしば調査されている情報品質の側面は,いろいろなデータ要素の完全さと精度であった。いくつかの研究は,情報システムの使用が,医療従事者によるより完全で正確な文書作成の助けになることを示した。情報の品質は患者ケアでは特に重要であるが,EHRは健康政策計画のような二次的目的に対する重要な情報も提供する。EHRの内容に注目した研究,特に看護文書作成と患者自身の文書作成の研究が必要である。将来の研究分野の一つは,いろいろな医療従事者の文書作成を,国家健康プロジェクトで決定されたEHRについての基本情報と比較することである。世界中で進められている国家健康記録プロジェクトに対する挑戦は,EHRの開発において,全ての異なった形式のEHRと,いろいろな医療従事者と消費者のニーズと要求を考慮することである。さらなる挑戦は,系統的な相互運用性を実現するための,国際学術用語に使用である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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医用情報処理 

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