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J-GLOBAL ID：200902249524330067   整理番号：08A0332866

バラのトゲの成長,構造およびリグニンの局在

Growth, Structure and Lignin Localization in Rose Prickle

著者 (3件)： ASANO Gyoichi (SAGA UNIV., SAGA, JPN) ,  KUBO Ryohko (SAGA UNIV., SAGA, JPN) ,  TANIMOTO Shizufumi (SAGA UNIV., SAGA, JPN)
資料名： 佐賀大学農学部い報  (Bulletin of the Faculty of Agriculture, Saga University)
号： 93  ページ： 117-125  発行年： 2008年02月25日 
JST資料番号： F0981A  ISSN： 0581-2801  CODEN： SDNID7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バラ(Rosa hybrida cv.”Laura”)のトゲは葉原基とほぼ同時に成長を開始した。茎上のトゲの位置には特に規則性は認められなかったが,同時に調べた他の品種では規則性を持つものもあった。維管束組織はトゲに見られなかった。興味深いことに,落葉時の葉の離層と同様の層が”Laura”ばかりでなく”Shortcake”にも見られた。トゲはこの層から容易に指ではずされるのであろう。リグニンの蓄積がこの層に認められた。リグニンの蓄積はトゲの先端部から始まり全域に及ぶようであった。このことはトゲの硬化にリグニンの蓄積が深く関与していることを示唆する。この結果は,バラのトゲが葉を起源としていることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *バラ ,  *穿刺 ,  成長 ,  構造 ,  リグニン ,  局在状態 ,  規則度 ,  維管束系 ,  落葉 ,  硬化 ,  生体内蓄積 ,  葉

分類 (2件)： 花き・花木  (FC03044O) ,  植物形態学・解剖学  (EH01040Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： バラ ,  成長 ,  リグニン