文献
J-GLOBAL ID:200902249649999295   整理番号:08A0627925

反復再生可能描画システムPolkaを用いた概念変化と振り返りの支援-小学校4年生「水のすがた」の事例-

著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 79-82  発行年: 2006年08月17日 
JST資料番号: L5707A  ISSN: 1347-0469  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
反復再生可能描画システム(Polca)は,対象をモデル化した描画を行うことが可能なドロー系ソフトウェアである。そして,その特徴は,学習者のメタ認知を促し,概念変化を確実なものにできるように描画履歴の反復再生機能を持たせている点にある。また,本システムは,バージョン1.4から「しおり」機能を実装しており,表示したい描画のステップとステップ間を範囲指定して「見る」モードで選択的に再生することも可能である。本稿では,小学校4学年の理科「水のすがた」において,Polkaを活用した授業を実践し,その中で,描画の記述内容とその変化,「しおり」機能の学習過程への効果的な位置付けについて検討した。この結果,しおり機能を学習過程の中に位置づけ,しおり機能を使用して説明する場や内容を考えることで,履歴の振り返りが生まれ,対話が活性化したり,発表ポイントが明確となっていることが示された。一方,「どこにしおりをつけたのか,場所や間が分からなくなった」という意見の様な扱い易さの点における課題も露呈された。今後は,この様な成果と課題を踏まえつつ,Polkaの持つ特徴を活かしつつ,理科学習における活用のあり方を探っていく方針である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
科学技術教育 
引用文献 (2件):
  • 中山迅. 反復再生可能型描画システム Polka を使う科学的モデルの学習支援. 日本科学教育学会年会論文集, 2004. 2004, 28, 634
  • 中山迅. 反復再生可能型描画システム Polka を使う科学的モデルの学習支援 (2). 日本科学教育学会年会論文集, 2005. 2005, 29, 603
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る