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J-GLOBAL ID：200902249840856577   整理番号：08A0296656

Hsp90分子シャペロン: 治療のために自明のこと

The Hsp90 molecular chaperone: an open and shut case for treatment

著者 (3件)： PEARL Laurence H. (Inst. Cancer Res., London, GBR) ,  PRODROMOU Chrisostomos (Inst. Cancer Res., London, GBR) ,  WORKMAN Paul (Inst. Cancer Res., Surrey, GBR)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 410  号： 3  ページ： 439-453  発行年： 2008年03月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ストレス応答及び正常なホメオスタシス制御機構に関与する多能な分子シャペロンHsp90はプロテインキナーゼ,転写因子などを含むクライエント蛋白質と相互作用して,それらの安定化と活性化を容易にするか,それらをプロテアソーム分解に仕向ける。Hsp90はシグナル伝達,クロマチンリモデリングと後成調節,発生と形態学的進化に影響を与える多岐にわたる能力を示す。Hsp90はATP結合とN-末端における加水分解により駆動される立体配座サイクルにおいて2量体として作用する。このサイクルはコシャペロンとアクセサリー蛋白質のグループによっても調節される。Hsp90の構造活性相関の理解,新しいクライエント蛋白質の同定及び癌治療への応用が期待されるHsp90阻害剤の開発における最近の進歩に焦点をあて,Hsp90分子シャペロンの生物学について概説している。

シソーラス用語： *シャペロンタンパク質 ,  *熱ショックタンパク質 ,  *ATPアーゼ ,  タンパク質 ,  タンパク質分解 ,  ユビキチン化 ,  タンパク質キナーゼ ,  塩素チャネル ,  腫瘍 ,  分子標的療法 ,  *抗腫瘍薬 ,  構造活性相関 ,  *酵素阻害剤 ,  立体配座 ,  ウイルス複製 ,  ユビキチン活性化酵素 ,  ウイルスタンパク質 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  CHIP ,  *HSP90 ,  アクセサリー蛋白質 ,  コシャペロン ,  嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子 ,  イオン輸送 ,  輸送 ,  生体輸送 ,  膜貫通タンパク質 ,  生体内イオン輸送
準シソーラス用語： CFTR ,  *Hsp90阻害剤

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： ATP

タイトルに関連する用語 (3件)： HSP90 ,  分子シャペロン ,  治療