抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地域エネルギーサービス設備の運転監視は各サービス地域で行われているが,これ以外のいわゆるオンサイトのガスコージェネレーション設備等は遠隔監視センター(Helionetセンター,千代田区神田,以下センター)にて24時間遠隔監視し,設備の安定稼動などをサポートしている。遠隔監視システムは,これら設備の運転・運用管理を行っていくために必要不可欠な基盤システムであり,省エネルギー,省コスト,環境性能向上,設備管理の省力化など多様なお客様ニーズに,最新のIT技術を利用して応えていくことが求められている。センターにHelionet21遠隔監視システムを設置し,警報監視,故障原因の分析,予防保全,エネルギーサービスデータの分析など,原動機だけでない設備全体の監視を行っている。本稿は,Helionet21遠隔監視システムの概要及び活用事例を紹介した。監視システムによる傾向・状態監視技術については機能定義の統一化が図られた段階であり,今後,傾向監視技術を向上させていくために,状態解析をどのレベルまで実現させていくかを見極め,そのレベルに合ったデータ収集機能や分析機能のシステム化を進めていきたいと述べた。