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J-GLOBAL ID:200902249930784753   整理番号:09A0933306

北海道(日本)の日高湾における陸棚の海洋循環の季節変動およびスケトウダラ稚魚の移動ルートの解釈

Seasonal Variations of Shelf Circulation in Hidaka Bay, Hokkaido, Japan, with an Interpretation of the Migration Route of Juvenile Walleye Pollock
著者 (3件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 615-626  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日高湾の湾頭に位置する噴火湾の外側陸棚は,スケトウダラ(Theragra chalcogramma)の主要な冬季産卵場所とされている。新たに卵からかえったスケトウダラの稚魚は道東地方に位置する成育場所まで日高陸棚に沿って東方へ移動する。この移動ルートに沿った沿岸流の季節変化を調べるために,2004年4月から2006年6月まで,4つの海流係留設備を日高湾陸棚に沿って配備した。これらの係留地点は海岸に近かったので,風に由来する成分を除去した後に,海洋循環を推定した。北西モンスーン風により生じる冬の沿岸流は日高陸棚に沿って時計回りであることが判明した。しかし,この流れは,陸棚にトラップされる反対向きの沿岸親潮流の重ね合わせのため弱い。夏季には,北東日高陸棚に沿って沿岸流の分岐が生じる。津軽Gyreに関係した南東流とこのGyreからの分岐から成る北西流である。結果は,スケトウダラ稚魚の移動に関した新たな理解を提供する:(1)冬から春に日高陸棚に沿って稚魚が非常にゆっくりと移動する,(2)それ以前の放卵の生き残りの選択は初夏の分岐流による。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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沿岸海洋物理学  ,  個体群生態学 

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