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J-GLOBAL ID：200902250004274774   整理番号：08A0332538

圧縮サンプリングの紹介

An Introduction To Compressive Sampling

著者 (2件)： CANDES Emmanuel J. (California Inst. Technol.) ,  WAKIN Michael B. (Univ. Michigan, Ann Arbor)
資料名： IEEE Signal Processing Magazine  (IEEE Signal Processing Magazine)
巻： 25  号： 2  ページ： 21-30  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： H0928A  ISSN： 1053-5888  CODEN： ISPRE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来のサンプリングはシャノンの定理に基づく方法でナイキスト周波数と称される信号最大周波数の2倍以上の周波数にて行われており,オーディオ,医療用画像あるいは無線受信器など殆どのデータ取得でこの定理に従っている。画像の場合にはこの帯域制限がないのでサンプリング周波数はこの定理や時間的あるいは空間的分解能に制約されないが,通常はアンチエイリアシング低域通過フィルタを用いているので,シャノンの定理が陰的に機能している。本稿ではこのような従来の常識に反する圧縮サンプリング(CS)あるいは圧縮センシングと称する新しいデータ取得法の理論をチュートリアルとして概観し,その基本となる数学的考え方を解説し最後にその例としてアナログ/情報(A/I)変換を示した。CS理論は従来法に比して遥かに少ないサンプル数で画像が復元できることを示しており,これを可能にしているのがスパーシティとインコヒーレンシという2つの原理である。

シソーラス用語： *画像圧縮 ,  画像符号化 ,  *信号標本化 ,  定理 ,  画像復元
準シソーラス用語： サンプリング【標本化】 ,  Shannonの定理 ,  データ取得

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  信号理論  (ND02020G)

タイトルに関連する用語 (1件)： 圧縮サンプリング