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J-GLOBAL ID:200902250132921669   整理番号:08A1228460

AT8とPHF1のエピトープでプロリン指向性の偽リン酸化をするとタウにペーパー・クリップ折畳の圧縮を誘導し病的な立体配座(MC-1)を形成する

Proline-directed Pseudo-phosphorylation at AT8 and PHF1 Epitopes Induces a Compaction of the Paperclip Folding of Tau and Generates a Pathological (MC-1) Conformation
著者 (6件):
資料名:
巻: 283  号: 46  ページ: 32066-32076  発行年: 2008年11月14日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病などの患者脳での線維状構造PHFで,その成分タウは異常にリン酸化されるとともにN末とC末がチューブリン結合反復部位に接近したペーパー・クリップ型の立体配座になる。その関係を解析するため,異常リン酸化部位のSer/ThrProのSer/ThrをGluに変異させて偽リン酸化状態にし,N末やC末とチューブリン結合反復部位の接近状態をFRETで検討した。その結果によれば,AT8部位のみでの変異(S199E+S202E+T205E)でN末がC末から解離し,PHF1部位のみでの変異(S396E+S404E)でC末が反復ドメインから解離したが,AT8部位とPHF1部位を同時に変異するとN末が反復ドメインに接近して立体配座が圧縮された。さらにAT100部位も変異(T212E+S214E)するとこの圧縮が強くなり,病的な立体配座を検出する抗体MC-1に認識されるようになった。この状態で線維状に凝集していたが,微小管との結合に影響なかった。以上の結果から,プロリン指向性のリン酸化がタウの立体配座を病的に変化させることが示された。
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  分子構造 

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