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J-GLOBAL ID：200902250154318702   整理番号：08A1251342

イノベーションシステムを支える中小企業の産学連携(その2)共同研究の傾向から見る地方大学の産学連携活動の分析-大分大学の共同研究事例を基に-

著者 (1件)： 伊藤正実 (大分大 イノベーション機構)
資料名： 産学連携学  (産学連携学会誌)
巻： 5  号： 1  ページ： 1-7  発行年： 2008年11月15日 
JST資料番号： L6269A  ISSN： 1349-6913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,平成19年度の大分大学における共同研究を具体的事例として,地方大学における産学連携活動について分析した。ここでは,まず2章で,大分県の産業構造を整理し,その上で,3章,4章において,大分大学の共同研究における産学連携の構造や傾向について分析した。具体的には,大分大学の場合,県内の中小企業との共同研究が中心となっていること,中小企業との共同研究ではニーズプル型の研究が多く,県外の大企業との共同研究ではメインストリーム型の研究がなされていること,企業の技術的課題解決を志向したニーズプル型共同研究においては,各種の制約条件が発生すること-等を述べた。

シソーラス用語： *産学協同 ,  *大学 ,  *研究開発 ,  *中小企業 ,  産業構造 ,  情報流通 ,  *地域政策
準シソーラス用語： 大分大学 ,  共同研究 ,  情報発信

分類 (1件)： 研究開発  (KA01040J)

引用文献 (11件)：

• 第三期科学技術基本計画, 2006. http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/main5_a4.htm
• データで見る県勢 2008年版 編集・発行 財団法人 矢野恒太記念会
• 大分県では (株) 東芝, ソニーセミコンダクター社等, 半導体関連の大手企業がいくつか立地し, これを中心とした地場企業の振興を意図しておおいたLSIクラスター推進会議を設けている.(詳細はhttp://www.oita-lsi.jp/に記載がある.) また, 中津市に立地したダイハツ九州株式会社に関連する企業の組織としては, 大分県自動車関連企業会が設立されている.(http://www.kigyokai.jp/index.html) また, 大分県自動車関連産業振興プログラムを策定し, 地場企業の自動車産業参入の促進を地方公共団体が, 音頭をとって進めようとしているところである.(http://www.pref.oita.jp/14200/program/)
• 山口佳和: 外部資金の分析に基づく地方大学の産学連携戦略への提案, 産学連携学 1(1)25-33, 2004.
• 文部科学省のホームページからデータを入手できる. http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/sangakub/04072301/001.htm

タイトルに関連する用語 (10件)： イノベーション ,  中小企業 ,  産学連携 ,  共同 ,  研究 ,  傾向 ,  地方 ,  大学 ,  活動 ,  分析