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J-GLOBAL ID:200902250199931022   整理番号:09A0912109

部分フッ化カルボキシラート型陰イオンジェミニ界面活性剤の表面特性と凝集形態

Surface properties and aggregate morphology of partially fluorinated carboxylate-type anionic gemini surfactants
著者 (5件):
資料名:
巻: 339  号:ページ: 230-235  発行年: 2009年11月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3つの陰イオン型同族の新規な部分フッ化カルボキシラート型陰イオンジェミニ界面活性剤,N,N′-ジ(3-ペルフルオロアルキル-2-ヒドロキシプロピル)-N,N′-二酢酸エチレンジアミン(2CnFedda,nはフッ化炭素鎖中炭素原子数(4,6,8)を表す)を合成した。これらの現ジェミニ界面活性剤では,比較的小さなカルボン酸部分は親水性頭基である。柔軟でないフッ化炭素と小さな頭基により,これらの界面活性剤凝集体の表面特性や構造は強く影響される。これは,これらの界面活性剤が最密充填構造を持つためである。298.2K下,種々のフッ化炭素長のこれらの界面活性剤の平衡界面張力を測定した。2CnFedda(n=4,6,8)のフッ化炭素長に対する臨界ミセル濃度(cmc)対数プロットでは,n=6で最小値を示した。更にcmcにおける2CnFeddaの最低表面張力は16.4mN・m-1だった。このような独特の挙動は他のフッ化界面活性剤でさえ認められなかった。動的光散乱と透過型電子顕微鏡(TEM)により,これらの界面活性剤凝集体の形状とサイズの濃度に伴う変化を調べた。TEM顕微鏡写真では,アルカリ水溶液中,2CnFeddaは,ひも状(n=4),ケージ状(n=6),不規則な二層構造(n=8)の凝集体を主に生成することを示した。柔軟でないフッ化炭素鎖と柔軟な炭化水素鎖から成る分子構造により,凝集体形態変化は影響された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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その他の洗浄剤  ,  ミセル  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  界面化学一般 
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