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J-GLOBAL ID:200902250274884329   整理番号:09A0958285

フェオメラニン含有量を変えることのヒト虹彩間質メラノソームは共通オイメラニン外側表面をもつ

Human Iridal Stroma Melanosomes of Varying Pheomelanin Contents Possess a Common Eumelanic Outer Surface
著者 (6件):
資料名:
巻: 113  号: 32  ページ: 11346-11351  発行年: 2009年08月13日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光電子顕微鏡法(PEEM)は黒(オイメラニン)と赤(フェオメラニン)間を判別するユニークな表面感受性画像化技法である。試料の特有性質(光イオン化閾値)を調べる表面感受性ツールとして,メラノソームの表面組成を調べることができる。虹彩間質メラノソームの表面電気学的性質を調べるためPEEMを使用した。オイメラニン/フェオメラニン比がそれぞれ14.8と1.3によって特性化される暗褐色と青-緑色虹彩からヒト虹彩間質メラノソームを調べた。原子間力顕微鏡はこれらの異なる着色虹彩から抽出したメラノソームが同じサイズと全体形態を有することを示した。表面イオン化ポテンシャル研究はこれらのメラノソーム表面がそれらの全体色素組成に顕著な差があるにも係わらず,純オイメラニンであることを示した。これらのデータはメラノソームに存在するフェオメラニンがオイメラニンによって囲まれていることを指示し,メラニン産生経路における初期段階の速度論研究から提案された混合メラニンの「ケーシングモデル」に対する支持を提供した。異なるバルク組成のためこれらの結果は虹彩色が明るくなると外側メラニン被覆厚さが減じることを指示する。それゆえ,メラノソーム表面への酸化的損傷はオイメラニン豊富暗虹彩中のフェオメラニンよりも一層明るい虹彩中の光活性フェオメラニンに接近できるらしい。このことは酸化的ストレスを誘起することとぶどう膜メラノーマの観測した虹彩着色依存疫学を説明することの両者へ虹彩間質メラノソームの可能性寄与の洞察を提供する。
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分類 (2件):
分類
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皮膚の腫よう  ,  生体の顕微鏡観察法 
物質索引 (1件):
物質索引
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