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J-GLOBAL ID：200902250346218370   整理番号：08A0885172

進めています 循環型酪農 9)トウモロコシ二期作による良質粗飼料確保と堆肥・ふん尿有効利用-熊本県菊池市・山下牧場の取り組み-

著者 (1件)： 西村和志 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 酪農ジャーナル  (Dairy Journal)
巻： 61  号： 9  ページ： 58-60  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： L0363A  ISSN： 0916-3360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自給飼料生産が循環型酪農の必要条件であるという問題意識の下,熊本県下で粗飼料多給の大規模酪農経営を実践する牧場を紹介した。飼料生産面積は,水田3ha,畑地13haの計16haで,トウモロコシ二期作でほぼフル回転させ,搾乳牛1頭当たりのトウモロコシサイレージ給与量は通年で1日当たり25kgである。コーンハーベスタの導入,コントラクターの利用・設立,二期作目を不耕起栽培にすることによる作業競合の緩和,などにより栽培面積を拡大してきた。トウモロコシ二期作における年間肥料成分収奪量は大きく,堆肥・糞尿が有効に利用されるが,糞尿の散布時期が限定されるため,近隣の水田や草地に散布させてもらうなど,耕種農家との協力が重要である。

シソーラス用語： 牧場 ,  事例研究 ,  *酪農 ,  *持続可能な農業 ,  *トウモロコシ ,  *作付体系 ,  堆肥 ,  家畜糞尿処理 ,  有機物施用 ,  収穫 ,  サイレージ ,  乳牛 ,  給餌 ,  飼料作物
準シソーラス用語： トウモロコシサイレージ ,  不耕起播種 ,  *二期作

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  飼料作物,草地  (FC03050J)

タイトルに関連する用語 (10件)： 循環型酪農 ,  トウモロコシ ,  二期作 ,  粗飼料 ,  堆肥 ,  ふん尿 ,  有効利用 ,  熊本 ,  菊池市 ,  牧場