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J-GLOBAL ID:200902250350595544   整理番号:09A0247305

トゥファ中の安定同位体の年内摂動 水文過程の影響

Intra-annual perturbations of stable isotopes in tufas: Effects of hydrological processes
著者 (4件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 1684-1695  発行年: 2009年03月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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淡水炭酸塩であるトゥファは,地球古気候の潜在的な保存記録である。安定同位体組成の時系列は,通常,温度依存性の過程によって支配される規則的な季節パターンおよび地域に固有の若干の摂動を示す。同位体記録の局所的特性の起源を理解するために,同様な温帯気候を有する日本南西部の3箇所のトゥファ堆積サイトを調査した。酸素同位体の季節変化は,原則的に水と方解石との間の温度依存性分別によって反映されるが,1つのサイトでは地下水のδ18O値の安定性を圧倒する大雨の後混乱させられた。同位体の物質収支は,この地域における不飽和の比較的小さな帯水層を示す。他の2サイトでは水のδ18O値が安定であった。これは,トゥファのδ18O値の規則的な季節変化を反映する。トゥファのδ13C値の摂動は,主として流れからのCO2脱ガスによるもので,これは溶存無機炭素(DIC)のδ13C値をかなり増加させる。湧水中のpCO2が著しく高く,降雨に対する流量の応答が敏感なサイトでは,CO2脱ガスの量は流量と共にはっきりと変化した。これに対して,pCO2の低い湧水を有する他の2サイトは,DICおよびトゥファ試験片中のδ13Cの規則的な季節パターンを反映する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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地下水学  ,  堆積環境,層相 
タイトルに関連する用語 (4件):
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