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J-GLOBAL ID:200902250535741580   整理番号:08A0483979

福岡県古処山地におけるシカによる造林木剥皮害の発生時期

著者 (2件):
資料名:
号: 61  ページ: 101-104  発行年: 2008年03月01日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ニホンジカCervus nippon(シカ)による林業被害には,幼木の枝葉が採食される枝葉採食害,幼木から壮齢木の樹幹が剥皮される樹皮剥皮害などがあり,後者は角こすり害と樹皮採食害に区分される。1980年代からのシカ被害の拡大にともない各地で調査が行われ,これらの被害は全国的に同じように発生しているのではなく,地域によって被害タイプや発生時期が異なることが報告されている。このことは,地域のシカによる林業被害に関する情報を比較検討することによって,その要因を解明できる可能性があることを示唆している。福岡県では上記の3タイプの被害が発生し,枝葉採食害については通年発生すること,シカ密度に依存的に発生する傾向があることが明らかになっている。しかし,樹皮剥皮害についての調査はほとんど行われていない。ここでは,福岡県で発生している樹皮剥皮害の発生時期を明らかにするとともに,被害とシカ密度の関係について検討したので紹介した。
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分類 (2件):
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有害動物による植物被害一般  ,  森林保育 
引用文献 (15件):
  • 飯村武 (1980) シカの生態とその管理.154pp, 大日本山林会, 東京.
  • 池田浩一 (2005) 福岡県森林研報6: 1-93.
  • 池田浩一ほか (2006) 森林防疫55: 169-176.
  • 金森弘樹 (1993) 現代林業327: 6-11.
  • 桑畑勤編著 (1996) 動物の林業被害ハンドブック (獣類編).13pp, 全国森林病虫獣害防除協会. 東京.
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