抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近のヒューマノイドロボット開発の高まりから,高精度・高信頼性・低価格の6軸力覚センサが求められている。従来の多軸力センサはほとんどが歪ゲージ式のため,低感度であり,起歪体の構造も複雑で問題があった。そこで,著者らは,力の検出原理として従来の歪みゲージ式と全く異なる静電容量型3軸力覚センサを開発した。この静電容量型3軸力覚センサは,1個のセンサで3軸の並進力と3軸のモーメントを検出するものであり,これを4個組合せて,静電容量型6軸力覚センサを開発した。そして,1個のセンサで3軸の力と3軸のモーメントを検出できることを確認した。この静電容量型センサは,従来のセンサと異なり構造が簡単で低価格・高精度・高信頼性を実現できる利点がある。組み立ても容易であることから,大量生産可能という優れた特長があり,従来のセンサでは使えなかった新しい分野にも応用が可能となり新市場での需要が見込まれる。