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J-GLOBAL ID：200902250700705038   整理番号：09A0158064

天井裏空間利用躯体蓄熱空調システムに関する実験的研究-各種設計要因がコンクリートスラブ等の蓄放熱特性に及ぼす影響評価-

EXPERIMENTAL STUDY ON HVAC SYSTEM WITH CEILING PLENUM BUILDING STRUCTURE THERMAL STORAGE Influence of design elements on the thermal characteristics of concrete slab

著者 (6件)： 相楽典泰 (北九州市大 国際環境工) ,  SONG Sung-Ki (豊橋技科大 建設工学系) ,  前原勝樹 (北九州市大 国際環境工) ,  龍有二 (北九州市大 国際環境工) ,  西田勝 (九州産業大 工) ,  北山広樹 (九州産業大 工)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 636  ページ： 209-216  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本では,電力消費の平準化ができる空調システムとして,水蓄熱あるいは氷蓄熱空調システムが実用化されて久しい。躯体蓄熱空調システムは,水蓄熱や氷蓄熱に比べて建設費を抑えられるが,どの程度蓄熱可能なのか,等の情報が十分ではない。そこで,本研究では,事務所ビルの中間階という環境を実現した上で,種々要因の蓄放熱特性に与える影響を,定量的に解析した。その結果,天井スラブの蓄熱量は,5時間蓄熱時平均347kJ/m²,2.5時間蓄熱時平均190kJ/m²である事が解った。また,5時間蓄熱時の蓄熱分担率は,天井スラブ単独で平均0.43,二重床を加えると0.70であり,2.5時間蓄熱時の場合は,天井スラブ単独で平均0.33,二重床を加えると0.64である事も解った。

シソーラス用語： 天井 ,  *蓄熱 ,  構造体 ,  *空調システム ,  *実物試験 ,  換気口 ,  ヘッダ ,  *気温 ,  *流量 ,  位置 ,  温度変動 ,  室温 ,  コンクリートスラブ ,  表面温度 ,  風速 ,  熱収支 ,  空気冷却 ,  床組 ,  因子分析 ,  事務所建築 ,  冷熱 ,  熱特性
準シソーラス用語： *躯体蓄熱

分類 (1件)： 暖房  (PC02020F)

引用文献 (19件)：

• 尾形拓志. 躯体蓄熱空調における蓄放熱応答と効果推定に関する研究. 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2004. 8. 2004, 1471-1474
• 慮〓佑. 躯体蓄熱空調システムの効率向上に関する研究 (その1), (その2), (その3). 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2001. 9. 2001, 169-174
• 大和田淳. 躯体蓄熱空調システムの設計法に関する研究 (その1), (その2). 日本建築学会大会学術講演梗概集, 1998. 9. 1998, 57-60
• 新村浩一. 躯体蓄熱空調システムの熱性状解析 (その4). 日本建築学会大会学術講演梗概集, 1998. 9. 1998, 63-64
• 西村正和. 中空スラブを利用した躯体蓄熱空調システムの研究開発. 日本建築学会大会学術講演梗概集, 1998. 9. 1998, 933-934

タイトルに関連する用語 (10件)： 天井裏 ,  空間利用 ,  躯体蓄熱 ,  空調システム ,  実験的研究 ,  設計 ,  要因 ,  コンクリートスラブ ,  熱特性 ,  影響評価