抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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農村地域では都市化や混住化が進み,農業用水路周辺の住民に水路の流水音,特に落差工等の落下水音が騒音公害と認識されるようになってきた。中央幹線水路と道路が並行し,道路沿いに民家が立ち並んでいる地域で,落差工による落下水音が騒音として問題となった。現地調査及び水理模型試験を基に,農業用水路内の落差工における騒音を低減させる簡易な消音装置を開発した。本装置は,筏状に繋いだ間伐材を落差工に設置するもので,長さ約10mとし,下流端でテンションにより固定する。本装置により,落差工の下流で跳水の発生を防ぐことができ,可聴音域,低周波音域ともに音圧レベルが低下することを確認した。但し,縮尺1/2の水理模型試験の結果であり,今後,現地での効果を確認する必要がある。