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J-GLOBAL ID:200902250747806290   整理番号:09A0452182

スギ,ヒノキ樹皮粉砕繊維の植物生育阻害要因の除去とイチゴ高設栽培への利用

著者 (5件):
資料名:
号: 14  ページ: 64-67  発行年: 2009年03月30日 
JST資料番号: S0040B  ISSN: 1347-6238  CODEN: KCSNAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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樹皮粉砕線維の農業分野での利用方法を確立するため。培養土素材として用いる場合の植物生育障害要因の除去方法を検討した。排出直後の樹皮を,粉砕線維化したスギ樹皮,ヒノキ樹皮および排出後1年間野外放置したスギ:ヒノキ=7:3の混合樹皮を用いた。スギ,ヒノキ樹皮の窒素取り込み量は,10~20mg/100gであり,稲わらの1/100~1/50と少なく,通常の施肥量でも作物に窒素飢餓を引き起こす可能性は低いと考えられた。新鮮なスギ,ヒノキ樹皮を培養土資材として用いる場合,生育阻害物質要因の除去のため0.2%硫酸第一鉄溶液による鉄処理が有効であった。イチゴ高設栽培用培地として利用する場合においても,新鮮なスギ,ヒノキ樹皮の鉄処理を行うとピートモス培地と同等の生育,収量が得られた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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農業廃棄物の利用  ,  果樹 
引用文献 (12件):
  • 橋元秀教: 有機物施用の理論と応用, 農山漁村文化協会, 東京, 1977.
  • 林 純二: 循環式イチゴ高設栽培システムの開発 (1) 県産樹皮培地の現地試験, 徳島県立農林水産総合技術支援センター農業研究所試験成績概要書, 徳島県30, 2006.
  • 河田 弘: バーク (樹皮) 堆肥製造・利用の理論と実際, 博友社, 東京, 1981.
  • 峯岸長利・久地井恵美: 園芸学会雑誌, 58 (別1), 466-467, 1989.
  • 森下年起・薮野佳寿郎: 和歌山農試試験研究成績概要書, 環境--75, 2005.
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