抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市景観は視野の広がった景観やスカイラインなどから「連続性」をキーワードとして美しさが感じられる公共空間といえる。本研究では河川景観に比べて取り上げられることの少なかった橋上景観を対象として,水面や樹木などの景観構成要素や色彩の連続性を数量的に記述する方法を検討した。連続を記述するために透視面積比分析を用いた。本研究における連続性の定義は,景観構成要素がなにもない平地のみの仮想空間を設定し,この仮想空間内での透視面積によって作成されたグラフを連続性があるとする。複雑な都市景観要素を個々に分解するため,景観構成要素別分析と色彩分析による連続性を把握した。本研究により,橋上景観からみる景観要素の透視面積がどのように変化するかを把握することができた。また,画像解析において,色差による境界を視覚化するともに景観要素の色のつながりという連続性の数量的に現すことができた。