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J-GLOBAL ID：200902250894990285   整理番号：08A1223693

炭化モリブデンから調製した炭化物由来の炭素の空孔度のナノスケール微調整

Nanoscale fine-tuning of porosity of carbide-derived carbon prepared from molybdenum carbide

著者 (4件)： JAENES Alar (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, 2 Jakobi Str., 51014 Tartu, Estonia) ,  THOMBERG Thomas (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, 2 Jakobi Str., 51014 Tartu, Estonia) ,  KURIG Heisi (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, 2 Jakobi Str., 51014 Tartu, Estonia) ,  LUST Enn (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, 2 Jakobi Str., 51014 Tartu, Estonia)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 47  号： 1  ページ： 23-29  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 400~1200°Cの温度範囲での気相塩素化によって,炭化モリブデン(Mo₂C)粉末からミクロ孔とメソ孔の炭化物由来の炭素(CDC)を合成した。XRDの分析は,1200°Cで塩素化したC(Mo₂C)は平均寸法L_a=9nmとL_c=7.5nmの黒鉛性結晶から主に成っている。一次Ramanスペクトルは,約1587cm^-1の黒鉛様の吸収ピークと1348cm^-1の欠陥誘発(D)ピークを示した。低温N₂吸着実験を行って,1855m²/gの比表面積と最大1.399cm³/gまでの総細孔容積が得られた。収着測定は,400~900°Cでの塩素化後のミクロ孔とメソ孔両方の存在と1000~1200°Cでの塩素化後のメソ細孔のみの存在を示した。ミクロ孔とメソ孔の段階的形成が達成されて,塩素化温度の増加によってピーク孔径は0.8nmから4nmまでシフトできる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭素材 ,  多孔質体 ,  鉱物合成 ,  モリブデン化合物 ,  炭化物 ,  塩素化 ,  細孔径 ,  細孔径分布 ,  反応温度 ,  温度依存性
準シソーラス用語： 炭化モリブデン

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭化モリブデン ,  調製 ,  炭化物 ,  炭素 ,  空孔 ,  ナノスケール ,  微調整