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J-GLOBAL ID：200902250918047407   整理番号：09A0447569

地盤改良などによる対策工で重要鉄塔直下を突破-北陸新幹線 高丘トンネル南工区-

Ground Stabilization Works for Location Directly under Important Pylon-Hokuriku Shinkansen, Takaoka Tunnel South Section-

著者 (4件)： 松本浩司 (鉄道・運輸機構) ,  遠藤秀雄 (鉄道・運輸機構) ,  魚津宗 (鉄道・運輸機構) ,  佐藤晃 (北幹,高丘T(南)他戸田・フジタ・アイサワ・藤森特定建設工事共同企業体)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 40  号： 5  ページ： 337-345  発行年： 2009年05月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 掘削時の切羽の崩落防止および鉄塔の変形防止を目的とした対策工の施工計画と施工結果について報告した。鉄塔防護のための対策工として,トンネル外周部の地盤改良により砂層の安定性の向上を図った。また地下水位がトンネル断面S.L付近にあることから,坑口から130mの水抜きボーリングを実施して3m程度の水位低下が得られた。薬液注入の一時注入材としてセメントベントナイト,二次注入材として水ガラス系溶液型の緩結性注入材を選定した。本坑掘削時の鉄塔計測結果では,鉄塔の管理限界値42.0mmに対し掘削による鉄塔の変位量は最大2.4mmで,鉄塔への掘削による影響はほぼ抑止できた。

シソーラス用語： *地盤改良 ,  鉄道トンネル ,  *鉄塔 ,  切羽 ,  *薬液注入 ,  *トンネル掘削 ,  ベントナイト ,  注入材
準シソーラス用語： セメントベントナイト ,  緩結性注入材 ,  後期更新世 ,  北陸新幹線

分類 (2件)： トンネル工事  (RC05031E) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (7件)：

• 鉄道・運輸機構1山岳トンネル設計施工標準・同解説.
• 切羽安定性評価のための砂質地山分類法, 鉄道総研報告, Vol.5, No.6, pp. 39-46.
• 鉄道総合技術研究所: 鉄道構造物設計標準 (都市部山岳工法トンネル).
• 日本グラウト協会; 薬液注入工法の設計・施工指針.
• 土木学会: 山岳トンネルの補助工法.

タイトルに関連する用語 (5件)： 地盤改良 ,  対策工 ,  鉄塔 ,  北陸新幹線 ,  トンネル