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J-GLOBAL ID:200902251129667642   整理番号:08A0860476

緑青懸濁液中の銅イオンの還元と緑青含有金属銅の酸化

Reduction of Copper Ions in Green Rust Suspension and Oxidation of Green Rust Containing Metallic Copper
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 1941-1946 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Fe(II)とFe(III)の両方を含む緑青(GR)をかなり低い電気化学電位での水溶液中に形成した。GR懸濁液中の銅の還元と酸化反応を理解するために,緑青2(SO4-2)(GR2(SO4-2))を硫酸銅溶液と混合し,その後,室温において酸素を含むガスを通流することで酸化した。X線回折,X線吸収分光,および透過型電子顕微鏡観察を反応生成物を特定化するために用いた。GR2(SO4-2)懸濁液中において,銅イオンは金属銅に還元することを見出し,一方,GR2(SO4-2)の一部はα-FeOOHに転換するよう酸化した。水溶液のpHおよび酸化還元電位値を反応際に測定した。GR2(SO4-2)懸濁液中で生じるCu(II)の金属銅への還元の重要性と金属銅を含む懸濁液の酸化過程を明瞭な反応段階として示唆した。これらの反応段階を,溶液中のCu(II)/Cu(0)およびFe(III)/Fe(II)の異なる電気化学的電位に起因すると考察している。(翻訳著者抄録)
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反応操作(単位反応) 
引用文献 (20件):
  • 1) R. M. Cornell and U. Schwertmann: The Iron Oxides, (Wiley-VCH, Weinheim, 2003).
  • 2) C. Leygraf and T. Graedal: Atmospheric Corrosion, (Wiley-Interscience, New York, 2000).
  • 3) H. Okada, Y. Hosoi, K. Yukawa and H. Naito: J. Iron Steel Inst. Jpn. 55 (1969) 355–365.
  • 4) T. Misawa, M. Yamashita, K. Matsuda, H. Miyuki and H. Nagano: Iron Steel Inst. Jpn. 79 (1993) 69–75.
  • 5) K. Kamimura, S. Nasu, T. Tazaki, K. Kuzushita and S. Morimoto: Mater. Trans. 43 (2002) 694–703.
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