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J-GLOBAL ID：200902251138424086   整理番号：09A0097866

波面合成法を用いた近接三次元音場再生のシステム試作

Development of prototype system for near 3D sound field reproduction using wave field synthesis

著者 (7件)： 木村敏幸 (情報通信研究機構 ユニバーサルメディア研究セ) ,  山肩洋子 (情報通信研究機構 ユニバーサルメディア研究セ) ,  勝本道哲 (情報通信研究機構 ユニバーサルメディア研究セ) ,  岡本拓磨 ,  矢入聡 ,  岩谷幸雄 ,  鈴木陽一
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 333(EA2008 101-115)  ページ： 61-64  発行年： 2008年11月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 立体テレビや立体遠隔通信会議などの超臨場感コミュニケーションを実現するためには,近接三次元音場再生技術を開発することが非常に重要である。本報告では,先に提案した波面合成法を用いた近接三次元音場再生技術が実現可能かを検討するために,実際に157個のマイクロホンを用いた包囲型マイクロホンアレイと157個のスピーカユニットを用いた放射型スピーカアレイを構築して近接三次元音場再生システムを実現した。また,実現したシステムを展示するために,実際に弦楽四重奏を包囲型マイクロホンアレイで収録した。収録した音を放射型スピーカアレイで再生することにより,放射型スピーカアレイの中に弦楽四重奏を表現することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *音場 ,  *三次元 ,  マイクロホン ,  スピーカ ,  音楽 ,  再生 ,  録音 ,  波面再生 ,  臨場感
準シソーラス用語： スピーカアレイ ,  音楽再生

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (11件)：

• ユニバーサルメディア研究センター超臨場感基盤グループ. http://www2.nict.go.jp/x/x171/
• 榎並和雅. 超臨場感システムの研究推進に向けて-(独) 情報通信研究機構の研究と、産学官フォーラムURCFの活動-. 画像ラボ. 2007, 18, 9, 41-45
• FLETCHER, H. Symposium on wire transmission of symphonic music and its reproduction on auditory perspective : Basic requirement. Bell System Technical Journal. 1934, 13, 2, 239-244
• 伊藤毅. 音響工学原論. 1973, 587-589
• CAMRAS, M. Approach to recreating a sound field. J. Acoust. Soc. Am. 1968, 43, 6, 1425-1431

タイトルに関連する用語 (3件)： 波面合成 ,  音場再生 ,  試作