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J-GLOBAL ID:200902251176484866   整理番号:08A1134579

ERとゴルジ装置間のYIPF5およびYIF1Aのリサイクルはゴルジ構造の維持に関与する

YIPF5 and YIF1A recycle between the ER and the Golgi apparatus and are involved in the maintenance of the Golgi structure
著者 (17件):
資料名:
巻: 314  号: 19  ページ: 3427-3443  発行年: 2008年11月15日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Yip1p/Yif1pファミリー蛋白質はゴルジ装置とERに発現している5回膜貫通蛋白質である。ヒトでは9種類のメンバーがあり,YIPF5とYIF1Aはヒトでの酵母Yip1pとYif1の相同体である。YIPF5とYIF1Aに対する抗血清を作成し,Hela細胞においてそれらの細胞内局在性を調べた。免疫蛍光,免疫電顕,細胞分画での解析により,YIPF5とYIF1AはERの出口にのみ局在しているのではなく,ERとゴルジの中間区画(ERGIC)と定常状態ではシスゴルジにも存在していることが示唆された。ERGIC53と並んで,YIPF5とYIF1Aは,ブレフェルジンA処理すると細胞質の斑点構造に留まり,ALF4処理するとERGICとシスゴルジに蓄積し,Sar1(H79G)処理によってERからゴルジへの輸送を阻害するとERに蓄積した。これらの結果は,YIPF5とYIF1AのERGICとシスゴルジへの局在を支持し,それらがERとゴルジ間を循環していることを強く示唆した。青色ネイティブPAGEと免疫共沈降での解析は,YIPF5とYIF1Aが3つの大きさの異なる安定な複合体を形成していることを示した。興味あることに,YIPF5とYIF1Aをノックダウンするとゴルジ装置は部分的に解離し,このことはYIPF5とYIF1Aがゴルジ構造の維持に関与することを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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