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J-GLOBAL ID:200902251365718665   整理番号:08A1221841

肥満マウスにおける肝ミクロソームTG輸送蛋白質活性,ならびにVLDLトリグリセリドおよびアポ蛋白質分泌に対するアラキドン酸5-リポキシゲナーゼの制御性作用

Regulatory effects of arachidonate 5-lipoxygenase on hepatic microsomal TG transfer protein activity and VLDL-triglyceride and apoB secretion in obese mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 49  号: 12  ページ: 2513-2523  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: H0071B  ISSN: 0022-2275  CODEN: JLPRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脂肪肝は,世界中で,肥満やインシュリン耐性の有病率と並行して増加しており,メタボリックシンドロームの肝臓での症状とされている。そこで,本報では,肥満やインシュリン抵抗性に対する標的として注目されているアラキドン酸5-リポキシゲナーゼ(5-LO)の脂肪肝における関与について,ob/obマウス(肥満マウス)を用いて検討した。その結果,肥満マウスでは,5-LO活性および5-LO産物が,野性型対照と比較して上昇していた。さらに,5-LO阻害剤を肥満マウスに投与すると,脂肪肝発症を予防できた。さらに,5-LO阻害剤投与により,肝臓の脂肪酸取り込みに関与する遺伝子,ペルオキシソーム増殖活性化因子受容体(PPAR)αおよびアシルCoAオキシダーゼ遺伝子の発現が下方制御された。さらに,肝ミクロソームTG輸送蛋白質(MTP)活性が,VLDLトリグリセリドおよびアポ蛋白質分泌の刺激と並行して復活した。また,これらのことはマウスの肝細胞株CC-1で確認された。以上のことから,5-LOは,肝MTP活性ならびにVLDL-TGおよびアポB分泌の制御に関与するという脂肪変性の役割が明らかになった。
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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