文献
J-GLOBAL ID:200902251644494750   整理番号:09A0486338

Aktの内因性阻害因子CTMPは虚血誘発神経死に重要である

The endogenous inhibitor of Akt, CTMP, is critical to ischemia-induced neuronal death
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 618-626  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: W1370A  ISSN: 1097-6256  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Aktは広範囲の神経細胞の生存に重要であり,その調節傷害は癌,糖尿病と心疾患を含む多様な疾患に関る。カルボキシル末端調節因子蛋白質(CTMP)は細胞膜Aktの内因性阻害因子である。今回,ラットの全脳虚血は,脆弱な海馬ニューロンでAkt阻害因子CTMPの発現と活性化を駆動し,CTMPはAktに結合,Akt活性を消失し,虚血誘発神経死に必須であることを示した。虚血はAktの顕著なリン酸化と核移動を誘発したが,キナーゼ活性分析と下流標的GSK-3βとFOXO3Aのリン酸化の評価で,リン酸化Aktは虚血後ニューロンで活性を示さなかった。脳卒中の病態モデルにおけるCTMPのRNA干渉介在枯渇は,Akt活性を回復し,海馬ニューロンの救出を示した。本結果は,CTMPが脳卒中と関連する神経変性に重要であることを示唆し,CTMPを海馬傷害と認知障害の改善のための治療標的として同定すると結論した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  中枢神経系 

前のページに戻る