抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
FEMを用いた船舶の初期設計段階における船体構造の最適化について考察した。ばら積み貨物船の二重底部の高さなどの形状と板厚の最適設計に関する研究を行った。「独立要素分割」,「多点拘束(Multiple Point Constraint: MPC)」および「設計変数の影響度を考慮した近似式作成」を利用した船体構造最適化手法を提案した。形状最適化のためのFEMモデルの生成手法に関する研究を行って得た知見として,1)ばら積み貨物船の場合,独立要素分割グループの構成およびその接続関係には共通点が多いことを利用して,形状最適化のためのFEMモデルを自動生成する方法を検討した。2)上記を実現するために,日本海事協会のPrimeShip HULL(PSH)の部材認識機能に着目した。この機能によって生成されるPSH分割グループは,船体の主要構造グループと対応している。設計変数の変更を的確に反映するために,PSH分割グループから独立要素分割グループを定義・生成することを提案した,などを挙げた。