抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒカゲノカズラの胞子からスタートした電子写真現像剤は使用される現像システム特性および要求画質を満たすよう種々の特性のトナー/キャリアが開発されてきた.また,安定な帯電性を維持できるよう種々の帯電制御剤などの素材も開発され高機能化されてきた.一方,定着工程においては樹脂の分子量分布の制御,離型剤の開発などによりヒートロール定着システムの導入を可能とした.更に,新規なポリエステル樹脂などの開発により低温での定着を可能とし電子写真の省エネルギー化/高速化に貢献してきた.また,既に1970年代にはフルカラートナーが製品化されており,現在では種々の改良によりオンデマンド印刷の分野でも十分に使用可能な高画質な印字を達成しており,今後の技術的,商業的な伸張が期待されている.(著者抄録)