文献

J-GLOBAL ID：200902252032746420   整理番号：08A1039213

習熟度を考慮した複数楽譜からのピアノ譜生成手法の提案

A proposal for piano score generation that considers proficiency from multiple part

著者 (3件)： 藤田顕次 (青山学院大 大学院理工学研究科) ,  大野博之 (青山学院大 理工) ,  稲積宏誠 (青山学院大 理工)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 89(MUS-77)  ページ： 47-52  発行年： 2008年09月15日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,オーケストラなどの複数のパートで構成される楽譜に対して,自動要約による一人で演奏可能なピアノ譜の生成手法を提案する。楽譜を構成するパートはそれぞれ異なる役割を果たしているが,その中でも楽曲の中心となる旋律パートとベースパートの推定を行い集約を行うことで,より再現度の高い楽譜の生成が可能になる。しかし,単純に楽譜を集約しただけでは作成した譜面に演奏不可能な箇所が生じてしまう。そのため,ピアノの演奏可能条件を満たし,さらに演奏者の習熟度に応じた出力結果の調節を行うことで,より実際の演奏に則した状態での出力を行い,その有意性を確かめた。(著者抄録)

シソーラス用語： *音楽 ,  *計算機芸術 ,  *楽譜 ,  ピアノ ,  性質 ,  制約条件 ,  行為 ,  オーケストラ ,  演奏 ,  楽曲 ,  旋律 ,  楽器
準シソーラス用語： *ピアノ譜 ,  演奏可能条件 ,  習熟度

分類 (2件)： 楽器音響  (BB03070Y) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (8件)：

• 遠山紀子. リズム特性を用いたコンデンススコア自動生成手法の提案. MUS. 2007, 2007, 69, 41-44
• 芹澤裕子. 複数のパートに分散したメロディを抽出するための一手法. 情報処理学会第65回全国大会論文集, 2003. 2003, 191-192
• 関本陽子. 楽譜情報からの主旋律判定関数の生成. 情報処理学会第52回全国大会講演論文集, 1996. 1996, 435-436
• 土橋佑亮. SOMを用いたベースラインからの音楽ジャンル解析. MUS. 2006, 2006, 66, 31-36
• http://www.yamaha.co.jp/product/pi/grand_pi-ano/index.html

タイトルに関連する用語 (5件)： 習熟度 ,  楽譜 ,  ピアノ ,  手法 ,  提案