抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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溶融Niと黒鉛の間の界面エネルギーをセサイルドロップ法を用いて測定した。界面自由エネルギーの計算には単純な気相-液相-固相の関係であるYoungの式ではなく,液相と固相との反応を加味した正弦則を用いた。実験は,鏡面研磨した黒鉛上に99.99mass%Niを置き,Ar雰囲気中において1623Kに最長2hまで保持し,その間のNiの形状変化(高さ,幅および接触角)を写真撮影することで実施した。この結果,黒鉛からNiへの炭素溶解反応は1h以内に平衡に達することが明らかとなった。この平衡状態での溶融Ni-黒鉛の界面自由エネルギーは1.89±0.05J・m
-2,黒鉛の表面自由エネルギーは0.75±0.10J・m
-2であることが分かった。