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J-GLOBAL ID：200902252088370547   整理番号：09A0097640

Buruli ulcer:還元的進化はMycobacterium ulceransの病原性を促進する

Buruli ulcer: reductive evolution enhances pathogenicity of Mycobacterium ulcerans

著者 (3件)： DEMANGEL Caroline (Inst. Pasteur, Paris, FRA) ,  STINEAR Timothy P. (Monash Univ., Clayton, AUS) ,  COLE Stewart T. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE)
資料名： Nature Reviews. Microbiology  (Nature Reviews. Microbiology)
巻： 7  号： 1  ページ： 50-60  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： W1394A  ISSN： 1740-1526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一般にBuruli ulcer(BU)として知られているMycobacterium ulceransの感染により起こるヒトの皮膚病について,最近10年間でその生態学,病因学及び微生物学に関する理解が長足に進歩した。疾病の制御の見通しに関する現在の知識及び見解について総説した。病態生理学及び疫学上の問題,遺伝的類似性と表現形質の異質性について解説した。M.marinumとM.ulceransのゲノムを比較して表示するとともに,ミコラクトンA及びBの生合成経路を図示して解説した。ミコラクトン生産菌の進化,ミコラクトンの分子標的について説明した。その他の免疫抑制物質(ラパマイシン,シクロスポリンAなど)と対比させて示し,ミコラクトンの細胞毒性作用及び免疫抑制作用のモデルを図示して解説した。

シソーラス用語： Mycobacterium ,  細菌感染症 ,  感染性皮膚疾患 ,  生合成 ,  ゲノム ,  系統発生 ,  *生物進化 ,  *免疫抑制作用 ,  *細胞毒性 ,  病態生理 ,  疫学
準シソーラス用語： Buruli ulcer ,  Mycobacterium marinum ,  Mycobacterium ulcerans

分類 (3件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  微生物起原の毒性  (GZ03030F) ,  皮膚の基礎医学  (GF01020Y)

物質索引 (2件)： ミコラクトンA ,  ミコラクトンB

タイトルに関連する用語 (5件)： 還元 ,  進化 ,  Mycobacterium ,  病原性 ,  促進