抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液体クロマトグラフ-質量分析法による水道水質基準項目の分析方法を検討し,非イオン界面活性剤,陰イオン界面活性剤,フェノール類,ハロ酢酸の分析法を確立した。非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤は,濃縮操作を行なわずに同時分析することが可能であり,試料採水量と有機溶媒の使用量を大幅に減らすことが可能であった。フェノール類の分析では,誘導体化-ガスクロマトグラフ-質量分析法による分析と比較して,簡便な操作で分析時間の短縮が可能であった。ハロ酢酸については,妨害となるイオン類を除去してから分析することにより,濃縮や誘導体化を行なわずに高回収率で分析することが可能になった。水質基準項目物質に対する液体クロマトグラフ-質量分析法の適用によって,作業の効率化および作業環境の改善が図れることが示された。(著者抄録)