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J-GLOBAL ID:200902252234422325   整理番号:09A1279173

高脂血症のハムスターでは長鎖アシル-CoAシンテターゼ3の肝臓での発現が上方調節される

Hepatic Expression of Long-Chain Acyl-CoA Synthetase 3 is Upregulated in Hyperlipidemic Hamsters
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号: 11  ページ: 989-998  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: B0873A  ISSN: 0024-4201  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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長鎖アシル-CoAシンテターゼ(ACSL)は脂肪酸の代謝において重要な酵素であるが,脂質代謝過程に対する個々のACSLイソフォームの特異性や,高脂血症におけるその発現調節については殆ど分かっていない。本研究では,ハムスターのACSL3のcDNAコード領域をクローン化し,ACSL3を認識する抗体を作成することにより,高脂血症のハムスターにおけるACSL3のmRNAとACSL3の発現を調べた。高コレステロール食を摂取させると,肝臓ではACSL3のmRNAとACSL3の発現が増加したが,筋肉では肝臓よりも増加が少なく,脂肪,脳,心臓および精巣では増加しなかった。各組織のACSL3のmRNAの量は栄養状態により特異的に調節され,脂肪組織が最も感受性が高いことが分かった。絶食と再摂餌に応答した肝臓でのACSL3のmRNAの発現パターンは,正常な餌を摂取させた場合のパターンとは異なっていた。以上より,高脂血症において肝臓でのACSL3の発現が変化する証拠が初めて得られ,脂質代謝におけるACSL3の重要な調節的役割が示唆された。
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分類 (2件):
分類
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遺伝子発現  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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