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J-GLOBAL ID:200902252268884000   整理番号:07A0200738

鼻ポリープを伴う慢性鼻副鼻腔炎におけるブドウ球菌スーパー抗原とT細胞レセプターVベータの支配的発現との関係

Relationship between Staphylococcal superantigens and the dominant expression of T-cell receptor V beta gene in chronic rhinosinusitis with nasal polyp
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号: 11  ページ: 830-834  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2310A  ISSN: 1673-0860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:Staphylocaccus aureusが産生するスーパー抗原とT細胞レセプターVベータ領域(TCR Vp)mRNA発現との関係を分析し,鼻ポリープの病因におけるブドウ球菌スーパー抗原の役割について検討した。方法:副鼻腔粘液とポリープ/粘膜組織は,慢性鼻副鼻腔炎(22例の両側性鼻ポリープ22例,鼻ポリープなし15例)から採取し,陰性対照として正常の12例を用いた。粘液試料はブドウ球菌外毒素に対して酵素免疫測定法(ELISA)によって分析し,逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応法(RT-PCR)を使用してTCR Vp遺伝子発現を検討した。結果:鼻ポリープのブドウ球菌属外毒素の割合は,鼻ポリープ(CRSwNP)を伴う慢性鼻副鼻腔炎で54.54%(21/22)であった。CRSsNPまたは対照群には陽性は認めなかった。Vの発現強度(33(10.02),Vpl4(3.54),Vpl5(2.39),Vpl7(3.48)とVp20(2.94)は,ブドウ球菌外毒素(SEB)陽性対象では有意に増加した(P<0.05)。Vp2(13.8)とVp6.1-3(6.53)は,CRSwNP群において,毒素性ショック症候群毒素1(TSTT-1)陽性対象に対して有意に高く発現した。ELISA陰性試料において,Vp断片の使用は支配的でなかった。鼻ポリープ(CRSsNP)のない慢性鼻副鼻腔炎群において,大部分のTCR Vp遺伝子亜科は健常対照者と比較してより高い表現レベルに向かう傾向を示したが,統計学的有意差は認めなかった(P>0.05)。結論:鼻ポリープにおいて,ブドウ球菌スーパー抗原とTCR Vp遺伝子スペクトルの可動域と関係し,スーパー抗原はおそらくCRSwNPの病因において重要な役割を果たすことが示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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耳鼻咽喉科の基礎医学 

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