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J-GLOBAL ID:200902252403649504   整理番号:09A0656261

特異的に保存されるブドウ球菌SH3b_5細胞壁結合ドメインはブドウ球菌溶解性及び連鎖球菌溶解性の活性の増強を,連鎖球菌性プロファージエンドリシンドメインに与える

Differentially conserved staphylococcal SH3b_5 cell wall binding domains confer increased staphylolytic and streptolytic activity to a streptococcal prophage endolysin domain
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巻: 443  号: 1-2  ページ: 32-41  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブドウ球菌性ペプチドグリカンヒドロラーゼは抗菌剤の潜在的な新しい供給源である。大きなサブセットにはC末端のSH3b_5細胞壁結合ドメインがある。これらのC末端のドメインはいくつかのエンドリシンの正確な細胞壁認識とそれに次ぐブドウ球菌溶解性活性に必要であるとされている。SH3bドメインを含むブドウ球菌またはファージ由来の50以上の蛋白質を配列化し,5つの非常に繰り返しの多いグループを得た。これらの5グループからの代表的なC末端部,そして相同体が同定されていない6つのブドウ球菌性蛋白質が配列化され,オーバーラップするが特異的に保存される残基をもつ2つの異なるSH3b_5サブグループを見いだした。この研究の背後にある前提は,これらのブドウ球菌性ドメインによってもたらされるユニークな細胞壁結合性があるかもしれないこと,これらは異質な蛋白質融合構築物で抗ブドウ球菌能を特異的に強化するために利用されるということである。2つのサブグループの機能的な違いを同定するために,連鎖球菌性LambdaSa2エンドリシンの野生型Cpl-7細胞壁結合ドメインを,両サブグループ由来のブドウ球菌性SH3bドメインと置換した。リソスタフィン(バクテリオシン)またはLysK(ファージエンドリシン)のSH3bドメインは,連鎖球菌性エンドペプチダーゼドメインに与えられたブドウ球菌溶解性活性の~5倍増加をもたらし,驚くべきことに,これらの同じ融合は有意な連鎖球菌溶解性活性を維持し,これは,ブドウ球菌性SH3bドメインが必ずしもブドウ球菌特異的でないことを示唆する。LysKまたはリソスタフィンのSH3bドメインのどちらかによってLambdaSa2エンドペプチダーゼドメインに与えられた溶解活性の違いを比較すると,わずか2倍だけの違いであった。ペプチドグリカンヒドロラーゼ配列の収集を通して,3つの新しい推定上のイントロン含有ファージエンドリシン遺伝子がファージG1,X2及び85の公開データセットで同定された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物生理一般 

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