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J-GLOBAL ID:200902252403739180   整理番号:08A1056857

植物成長培地におけるpH依存性のMn(II)反応の動力学およびメカニズム

Kinetics and mechanisms of pH-dependent Mn(II) reactions in plant-growth medium
著者 (5件):
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巻: 40  号: 11  ページ: 2787-2795  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,1)代表的な植物成長基質による溶液からのMn(II)除去の動力学および機序の解明;2)この系におけるMn(II)循環に及ぼす生物的要素の役割の評価;および3)溶液と固相との間のMn(II)分配におけるpHおよび温度の影響の評価することである。典型的な成長培地(パーライト)におけるMn(II)溶解度は,pH依存性反応,すなわち吸着および酸化により制御された。パーライト懸濁からのMn(II)除去に対する寄与因子としてのMn-PあるいはMn-カーボネートの新たな固相形成を含む沈殿の役割を評価した。酸性pH(pH6以下)下で,Mn(II)濃度は不活性培地中で期待した以上に高まり;これは,一方で,常在性源からの放出に起因し,もう一方で,低吸着能とMn-細菌活性の両方に起因した。pH6以上で,Mn(II)濃度は急激に低下し,pH7.7では処理48時間後にほとんどゼロになった。パーライト培地への施用後の秒から時間の時間尺度で,Mn(II)溶解度は,根の排出あるいは分解および根圏生物相から蓄積した有機成分への吸着反応により制御された。時間の経過とともに,生物相酸化は重要になり,Mn(II)除去の主なメカニズムとなる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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土壌化学 

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