文献

J-GLOBAL ID：200902252427701370   整理番号：09A0224284

近赤外分光学を用いたバイオディーゼル燃料生産工程から放出される微生物処理廃水中のメタノールおよびグリセロール濃度予測

Predicting methanol and glycerol concentrations in microbial treated wastewater discharged from a biodiesel fuel production process using near infrared spectroscopy

著者 (4件)： KAWAI Shingo (Hiroshima City Univ., Hiroshima, JPN) ,  KOHDA Jiro (Hiroshima City Univ., Hiroshima, JPN) ,  NAKANO Yasuhisa (Hiroshima City Univ., Hiroshima, JPN) ,  YANO Takuo (Hiroshima City Univ., Hiroshima, JPN)
資料名： Journal of Near Infrared Spectroscopy  (Journal of Near Infrared Spectroscopy)
巻： 17  号： 1  ページ： 51-58  発行年： 2009年 
JST資料番号： W1629A  ISSN： 0967-0335  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3Lジャーファーメンターで,アルカリ触媒を用いて廃食用油から生産されるバイオディーゼル燃料(BDF)の精製工程で放出される廃水の微生物処理を行った。廃水処理はRhodotorula mucilaginosa HCU-1の種培養を油除去水から調製した培地に添加して開始した。廃水中のメタノールおよびグリセロール濃度を近赤外(NIR)分光学で同時予測した。1mm光路長キュベット中の微生物を含む廃水を,NIR分光器に装着し,400~2500nmの吸収を2nm間隔で測定した。単純および多重回帰分析を用いて,NIR分光データと較正試料群(n=66)の含量を関係付ける較正方程式を得た。メタノールとグリセロールの各々につき,2264,2274,2256nmを選択して較正を行った。本NIR分光学方法により,メタノールについてはr²=0.996,SEP=0.637gL^-1,グリセロールについてはr²=0.996,SEP=0.31gL^-1で予測可能だった。

シソーラス用語： ディーゼル燃料 ,  廃水 ,  *近赤外分光分析 ,  食用油脂 ,  回帰分析 ,  キャリブレーション ,  廃水処理 ,  生物学的水処理 ,  環境モニタリング ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール ,  バイオディーゼル燃料 ,  Rhodotorula mucilaginosa ,  ロドトルラ属 ,  廃棄物 ,  液状廃棄物 ,  微生物 ,  不完全菌類 ,  不完全酵母菌類
準シソーラス用語： Rhodotorula

分類 (1件)： 廃水処理  (FJ02022Y)

物質索引 (2件)： グリセロール ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 近赤外分光 ,  バイオディーゼル燃料 ,  放出 ,  微生物 ,  処理廃水 ,  メタノール ,  グリセロール ,  予測