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J-GLOBAL ID:200902252430642449   整理番号:08A0450135

調整池工事で発見された縄文早期東名遺跡の埋没環境と保存対策

Burial Environment and Countermeasures for Preservation of the Early Jomon Period Higashimyo Ruins, Discovered by the Regulating Reservoir Construction
著者 (6件):
資料名:
号: 27  ページ: 55-72  発行年: 2007年12月28日 
JST資料番号: X0730A  ISSN: 1343-1145  資料種別: 年次報告 (Y)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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佐賀市の洪水被害軽減を目的とする巨勢川調整池の掘削工事中に,縄文時代早期東名遺跡の貝塚が6箇所発見された。2箇所の貝塚の発掘調査により,わが国最古級の木製工芸品等が多数発見された。残る4貝塚は事業完成まで期間がないことから現状保存することとされ,限られた時間の中で掘削による遺物劣化メカニズムの究明と保存対策の立案が求められた。調査の結果,遺跡の劣化要因としては,1)大気(酸素)の影響,2)地下水(溶存酸素)の影響,3)周辺土壌の乾湿繰り返し,の3つの要因が考えられた。対策工法は基本的に遺跡をキャッピングすることとし,キャッピング外から流入する地下水の影響を受けないキャッピング範囲を決定するための現地実験を行った。対策工法の有効性を検証するため,現状保存する4貝塚のうち1貝塚において現地試験施工を行い,土壌及び地下水環境モニタリングを約半年にわたり実施した。現在のところ遺跡の保存環境は掘削前の還元状態に徐々に戻りつつある。(著者抄録)
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分類 (1件):
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各種建築物一般 
引用文献 (8件):
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