抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
重油や原油などの高沸点成分が多い油による土壌汚染を対象に開発した気泡連行法について,その原理と特徴および適用事例などを紹介した。油汚染土壌をアルカリ溶液に投入し,過酸化水素を添加し過酸化水素の自己分解による微細酸素気泡を発生させ,土壌から油分のみを連行分離させる手法である。特徴として,単純な原理で高い浄化効果が得られる,オンサイト処理が可能,レジン,アスファルテンを除去できるため生物処理の併用による高度処理が可能,などが挙げられる。汚染土量約700m
3,油分濃度最大5000mg/kgの汚染サイトに適用し土壌の油分100~300mg/kgを達成し,洗浄液再利用は浄化効果に影響ないことも確認した。