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J-GLOBAL ID:200902252906655528   整理番号:09A0535491

有孔ビニール被覆による不知火の越冬完熟果安定生産技術

Studies on stable and high quality cultivation of ‘Shiranuhi’ by covering the trees with the holed vinyl.
著者 (4件):
資料名:
号:ページ: 9-15  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: X0564B  ISSN: 1883-7220  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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屋根かけハウスにより発芽後採集した不知火の完熟果実は,糖酸比が高く食味が優れるが,露地栽培では果皮障害が多発するため困難である。本研究では,有孔ビニール被覆栽培法を適用し,不知火の越冬完熟果安定生産について検討した。1)有孔ビニール被覆栽培法により,4~5月に採集した完熟果実は,高糖度でクエン酸含量も少なく食味は優れ,果皮障害も少なかったが,袋かけ区では果皮障害が多発し収量は著しく低下した。2)有孔ビニール被覆栽培法により,樹冠内温度は高まった。開花・発芽ともに約2週間早まり,新葉の展葉や新梢伸長が促進され樹勢は強まった。また,被覆1年目の果実品質は,袋かけ区と差は少なかったが,2年目は果実肥大が優れ本種の特徴である長いネックも形成され,高品質果実となった。3)有孔ビニール被覆栽培法は,設置が容易で耐候性に優れた。また,廃ビニール利用も可能で,低コストで環境負荷も少ないと考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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果樹 

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