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J-GLOBAL ID：200902252911990920   整理番号：08A1169692

CrNアーク被覆したオーステンパー球状黒鉛鋳鉄の表面特性に対する無電解ニッケル中間層の効果

Effects of electroless nickel interlayer on surface properties of CrN arc-coated austempered ductile iron

著者 (3件)： HSU Cheng-hsun (Dep. of Materials Engineering, Tatung Univ., 40 Chungshan North 3rd Sec., Taipei 10451, Taiwan, TWN) ,  CHEN Kai-lin (Dep. of Materials Engineering, Tatung Univ., 40 Chungshan North 3rd Sec., Taipei 10451, Taiwan, TWN) ,  LU Jia-hong (Dep. of Materials Engineering, Tatung Univ., 40 Chungshan North 3rd Sec., Taipei 10451, Taiwan, TWN)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 203  号： 5-7  ページ： 868-871  発行年： 2008年12月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,低処理温度という周知の利点を具えた,無電解ニッケル(EN)と陰極アーク析出(CAD)技術を利用して,オーステンパー球状黒鉛鋳鉄(ADI)基板を処理した。ENとCrNの二重被覆をADIに適用できる可能性,ならびに表面粗さ,表面硬度,皮膜密着性などの皮膜特性を評価し,分析した。さらに,ADIの微細構造を,表面処理の前後に観察した。また,分極試験を行い,ADIの耐食性への,被膜の効果を理解した。結果によれば,ADIのユニークな微細構造は,ENとCAD処理の後にも悪化しなかった。EN中間層の使用は,表面粗さの増加をもたらしたが,この中間層は,CrNをアーク被覆した基板の接合と硬度を明らかに改良した。耐食性に関しては,被覆した試料の,3.5wt%NaCl水溶液中の性能は,被覆の無いものより優れていた。そのうえ,EN中間層がある被膜は,EN中間層のないものより優れていた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *球状黒鉛鋳鉄 ,  オーステンパ ,  *ニッケル ,  ニッケルめっき ,  *層 ,  *クロム化合物 ,  窒化物 ,  *蒸着膜 ,  *蒸着 ,  アーク放電 ,  多層膜 ,  *セラミック被覆 ,  表面粗さ ,  微小硬さ ,  密着性 ,  無電解めっき ,  耐食性 ,  塩化ナトリウム ,  溶液 ,  微細構造
準シソーラス用語： *オーステンパ球状黒鉛鋳鉄 ,  *陰極アーク蒸着 ,  *窒化クロム ,  *中間層

分類 (2件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V) ,  防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (5件)： アーク ,  オーステンパー球状黒鉛鋳鉄 ,  表面特性 ,  無電解ニッケル ,  中間層