抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR東日本では,信号機器室内制御装置と現場信号設備を光ケーブルで結び,IPネットワーク上の情報伝達により現場設備を制御するというネットワーク信号制御システムを開発した。これは,信号ケーブルの削減,配線作業の軽減等を目的としている。1号機は2007年2月に武蔵野線市川大野駅で使用開始され,安定稼働を続けている。そこで,ネットワーク信号制御システムの技術を駅中間信号設備に応用した駅中間ネットワーク信号制御システムを開発した。このシステムにより次の効果が期待される。1)二重系システム構築による信頼度向上,2)ケーブル敷設・配線作業の削減,3)保全・故障情報の充実によるメンテナンス性の向上。開発した駅中間ネットワーク信号制御システムの概要を述べた。モニタラン試験および形式試験の結果等を総合的に評価し,駅中間ネットワーク信号制御システムの試作システムは実用化に向けて技術的に問題ないことを確認した。2008年6月からは,試作システムをベースに施工性,保守性,異常時対応の更なる向上を図った改良開発システムのモニタランを行っている。