抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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住宅履歴書の制度設計について論じた。超長期住宅の政策とは,「一世代一住宅」という発想を改め,「多世代多住宅」という新たなパラダイムを構築していくことである。この社会経済システムの実現には,住宅の得体を明らかにする住宅履歴書が必要である。得体を証明する資料として客観性を確保できる。住宅の得体とは,住宅の居住価値や住宅の物理的成り立ち方,トレーサビリティを指す。制度設計にあたって社会的合意となるべき重要な3つの原則を列挙した。原則1)住宅履歴書のデータは居住者に帰属すること,原則2)住宅が特定できること(具体的には,個々の住宅にID番号を付与する方法),原則3)入力履歴が追跡できること,である。