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J-GLOBAL ID：200902253308352509   整理番号：09A1054769

ケニアの木炭生産に関する代替手法による気候変化軽減のモデリング

Modeling climate change mitigation from alternative methods of charcoal production in Kenya

著者 (1件)： BAILIS Rob (Yale School of Forestry and Environmental Studies, 195 Prospect St, New Haven, CT 06511, USA)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 33  号： 11  ページ： 1491-1502  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在の炭素計算手法は土地利用変化とエネルギー生産両方からの排出削減を含む活動に順応していない。本稿は土地管理と技術両方の変化の影響を吟味することによって,東アフリカにおける木炭生産の気候変化軽減能力を分析した。ケニヤの主要木炭生産地域-そこでは商品穀粒生産のための土地開墾の副産物として木炭が生産されているが,における現在の生産を”business-as-usual”シナリオとしてモデル化した。土着或は移入樹木の雑木林管理に基づく代替生産システムを提案した。改良した焼成釜も考慮した。地上,地下,土壌炭素の変化をモデル化し2つの異なるベースライン評価を解析した:即ち1つは土地の固定面積に基づき,1つはプロジェクト活動によって置換される非再生エネルギー量に基づいた。炭素排出削減の大きさは土地管理と炭化技術の選択に依存した。しかしこれ等の変化はベースライン方法論選択によって生じた変化より小さかった。土地固定ベースラインは,生産技術変化無しの場合年率炭素排出削減0.5-2.8トン/年(ty^-1)及び改良焼成釜で0.7-3.5ty^-1を生じた。対照的に非再生燃料置換量によるベースラインは生産技術変化無しの場合2-6倍大きく炭素放出削減1.4-12.9ty^-1及び改良焼成釜で3.2-20.4ty^-1であった。これ等の結果は,ベースラインの選択が,科学的よりむしろ政治的決断であることが多いが,炭素排出評価で重要なことを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ケニア共和国 ,  木炭 ,  生産工程 ,  *気候変動 ,  モデリング ,  炭素循環 ,  *物質収支 ,  解析モデル ,  生産システム ,  *代替案 ,  システム ,  *評価基準 ,  比較
準シソーラス用語： ケニア ,  製造プロセス ,  気候変化 ,  *炭素収支 ,  *代替策 ,  評価システム

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： ケニア ,  木炭 ,  代替手法 ,  気候変化 ,  モデリング