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J-GLOBAL ID：200902253311661954   整理番号：09A0111580

構成証明機能を持つ車内通信プロトコルの提案

New Attestation Based Security Protocol for In-vehicle Communication

著者 (6件)： 吉岡顕 (トヨタIT開発センター) ,  小熊寿 (トヨタIT開発センター) ,  西川真 (トヨタIT開発センター) ,  繁富利恵 (産業総合研 情報セキュリティ研究セ) ,  大塚玲 (産業総合研 情報セキュリティ研究セ) ,  今井秀樹 (産業総合研 情報セキュリティ研究セ)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2008  号： 1  ページ： 1270-1275  発行年： 2008年07月02日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,車両内の構成部品について電子制御対象となるものの増加,それらをつなぐ通信部分について標準化されたネットワーク技術の導入がすすみ,車両内LANは一般のオフィスや家庭にあるLANと類似した形態となってきた。また,ITS業界では,各車両が自車の位置,速度等の状態情報を周囲にブロードキャストし,それによってある車両は周囲の車両の今後の動きを予測できることから,衝突事故の可能性がある場合に,注意喚起,警告あるいは介入的に制御することで,事故の低減をねらう車車間通信を用いた交通事故低減アプリケーションが議論されている。このため,悪意ある者が誤った情報を車車間通信で送出することで交通を麻痺させるようなことが可能となる。これを阻止するには,車内で動作する全てのコンピュータノード(ECU)およびそれらの間の通信において,データの改竄を防止することが必要である。そこで,本稿では,TPMを応用し,一般のPC等に比べ低リソースに動作する車両内のECUの構成証明に適した手法と,構成が証明されたECU間でのみ通信可能となるプロトコルを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： プロトコル ,  *セキュリティ ,  交通機関 ,  制御 ,  LAN【通信】 ,  ITS【交通】 ,  ブロードキャスト ,  自動車通信 ,  事故防止 ,  データ通信 ,  構成 ,  証明 ,  認証 ,  秘密 ,  *搭載通信装置 ,  暗号鍵 ,  ハッシュ関数 ,  情報装置
準シソーラス用語： システム構成 ,  車車間通信 ,  車両 ,  通信プロトコル ,  電子制御 ,  車載情報装置

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  電装品  (QG03070C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 証明 ,  車内 ,  通信プロトコル ,  提案